私は工務部に所属し、空調工事での施工管理を担当しています。図面の作成や工事現場の監督、工事スケジュールの調整など、作業が安全かつ円滑に進むように工事全体をまとめることが仕事です。
ケイデンが日立の特約店ということを知り、信用度の高い会社だと感じたことがきっかけでエントリーしました。選考の過程で総務部の方からお話を伺うなかで、会社の雰囲気が明るいことや、社員のプライベートの時間も大切にしている点などに魅力を感じました。最終選考は当時の社長(現・会長)との面接でしたが、とても朗らかな方で、「一緒に働いてほしい」と熱く誘っていただけたことが決め手となり、入社することを決意しました。
関心を向けなければ知識はなかなか身につかないと思うので、どんなものに対しても興味関心を持つということを意識しました。例えば、エアコンについても機種や製品の状態によって、どのような機能があるか、どの程度の距離まで風が届くかなどが異なるため、一つひとつ覚えなければなりません。しかし業務上覚える必要性があっても関心がないとなかなか頭に入れにくいと思います。「仕事だから」と義務的に学ぶのではなく、興味関心を向けて意欲的に学ぶ姿勢が、製品の詳細な知識を定着させるために重要だと考えています。現在でも機械や設備などを試運転できる機会には、操作に積極的に取り組み、新しい気付きを経験から得るようにしています。
施工に関わる知識や専門的なスキルはもちろんですが、社外の方とやりとりする機会も多いので、コミュニケーション能力も大切にしています。お客様との信頼関係を築き上げるには仕事の質だけでなく意思疎通のしやすさも重要になるため、良好な人間関係を作り、長期的に仕事を任せていただけるように円滑なコミュニケーションを心がけています。
ケイデンにはムードメーカーが多く、上司や先輩社員にも話しかけやすい空気感があります。現場での仕事は決して楽なものではなく、デスクワークと比べると危険性を伴う大変な仕事ですが、社内の明るい雰囲気や気軽に接してくれる同僚に助けられている部分は多々あります。また、わからないことや対応が難しいことがあっても他の社員がサポートしてくれるので、会社として働きやすい環境づくりができているのかなと思います。
お客様の要望にただ応じるだけでなく、こちらからもより良い提案をするようにしています。仕事の質が上がることで、次の案件にも結び付くからです。また、可能な限りお客様のもとに足を運ぶことを意識しています。修理内容について電話やメールではわからないことでも、現場でお客様と話すことで理解できることもありますし、なにより「直接来てくれた」という事実が、信頼につながると考えています。
施工が終わり、完成した建物や設備を見た瞬間に大きな達成感を味わえますね。案件によっては工事が長期間に及ぶものや作業に危険が伴うこともあるため責任は大きいですが、その分やりがいもあります。また、仕事が無事に完了した際に「あなたが担当してくれて良かった」とお客様に言われたときは、「必要とされているんだ」ということを実感でき、仕事のモチベーションにもつながりました。
これからは社員がスムーズに仕事を進められる環境づくりや、若手の教育に注力していきたいです。若い社員が私と同じか、それ以上のレベルで働けるようになれば、作業効率が良くなり、会社全体のスキルアップにもつながります。社員全員が成長し、会社がより良いサービスを提供できるように努めていきます。
最近は、退社後や休日にサウナを楽しんでいます。仕事の疲れを汗とともに流し、心も体もリラックスすることで、「明日も頑張ろう」という気持ちになります。平日も休日も自分の時間を取ることができ、プライベートを充実させられることもケイデンの魅力の一つだと思います。